はじめに:SEO対策=コンテンツだけじゃない!
こんにちは、おかちゃんです!
営業支援・コンサル会社に勤める30代サラリーマンで、家庭持ち。将来の子育て資金や老後資金を見据えて、これまでさまざまな副業に取り組んできました。
これまでSEO対策というと、「キーワード選定」や「検索意図に沿った記事構成」に注目してきました。ですが、実は記事の質だけでは上位表示は難しいんです。
Googleは「ユーザーが快適に情報にアクセスできるかどうか」も重視しており、特に次の2つはSEOに直結する重要要素です。
- ページ速度(表示スピード)
- モバイル最適化(スマホでの見やすさ)
今回はこの2つをテーマに、SEOとの関係性から、初心者でもできる改善方法まで詳しくお届けします。
① ページ速度とSEOの関係
ページが遅いと読者は離脱する
ページの読み込みに3秒以上かかると、約50%のユーザーが離脱する――これはGoogleが公表しているデータです。つまり、いくら良い記事を書いても表示が遅いと読まれないということ。
さらに、表示速度が遅いと、
- 離脱率が上がる
- 滞在時間が短くなる
- ページの評価が下がる
という悪循環になり、検索順位にも悪影響を与えます。
Googleの評価指標「Core Web Vitals」とは?
Googleは「ページエクスペリエンス」を評価するために、**Core Web Vitals(コアウェブバイタル)**という指標を導入しています。
主な3つは以下の通り:
指標 | 内容 | 目安 |
---|---|---|
LCP(最大コンテンツの表示速度) | メイン画像や見出しが表示されるまでの時間 | 2.5秒以内 |
FID(初回入力遅延) | ユーザー操作に対する応答速度 | 100ms以下 |
CLS(累積レイアウトシフト) | ページの安定性(要素がずれないか) | 0.1未満 |
これらの数値が悪いと、SEOで不利になります。
② モバイル最適化とSEOの関係
「モバイルファーストインデックス」とは?
Googleは現在、モバイル版のページを優先的に評価する「モバイルファーストインデックス(MFI)」を採用しています。つまり、パソコンで完璧でも、スマホで使いにくければ検索順位は上がりにくい、ということです。
モバイル最適化が不十分だと、
- 文字が小さすぎて読めない
- タップしにくい
- 表示が崩れて見づらい
といった問題が起き、ユーザー体験が悪化します。
③ 初心者でもできるページ速度改善テクニック
1. 画像サイズの最適化
画像はブログの表示速度に最も影響を与える要素のひとつです。
実践ポイント:
- 画像はできるだけ軽く(200KB以下が目安)
- 不要に大きいサイズの画像は使わない
- JPEGまたはWebP形式で保存する
おすすめツール:
2. プラグインの見直し(WordPressユーザー向け)
便利だからとプラグインを入れすぎていませんか?重いプラグインが多いと、読み込みに時間がかかります。
対策:
- 使っていないプラグインは削除
- 高速化系のプラグイン(例:LiteSpeed Cache、Autoptimize)を導入
3. キャッシュの活用
キャッシュ機能を使えば、再訪問時の表示速度が大幅に改善します。
WordPressなら「LiteSpeed Cache」や「WP Fastest Cache」などが便利です。
④ 初心者でもできるモバイル最適化テクニック
1. レスポンシブデザインに対応したテーマを使う
無料・有料を問わず、モバイル対応済みのテーマを選ぶことが基本です。
例:Cocoon、SWELL、JINなどはスマホ表示に強いです。
2. フォントサイズと行間の調整
スマホでは小さすぎる文字は読まれません。14px以上の文字サイズと、1.6以上の行間が推奨されます。
3. タップしやすいボタン設計
CTA(ボタンやリンク)は、指でタップしやすいサイズ・位置に配置しましょう。
- ボタンの高さ:44px以上
- ボタン同士の間隔を十分に取る
⑤ 自分のブログの状態を確認する方法
Google PageSpeed Insights(ページ速度診断)
- https://pagespeed.web.dev/
- モバイル・PC両方のスコアを確認でき、改善ポイントも表示されます。
モバイルフレンドリーテスト
- https://search.google.com/test/mobile-friendly
- スマホ表示が最適化されているかをチェックできます。
⑥ 実践例:おかちゃんブログでの改善体験
僕自身も、最初の頃は表示速度のことを全然気にしておらず、「遅い」「崩れてる」と友人に指摘されたのがきっかけでした。
改善したこと:
- 画像サイズの圧縮(TinyPNGで軽量化)
- プラグインを半分以下に整理
- テーマをCocoonに変更してモバイル最適化
結果、PageSpeed Insightsのスコアが
モバイル:40→78、PC:65→92にアップ!
改善後は「読みやすくなった!」という反応も増えて、滞在時間も少しずつ伸びてきています。
まとめ:SEO対策は“中身+使いやすさ”
SEOというと「中身の濃い記事を書こう」と考えがちですが、見やすさ・速さ=ユーザー体験が良くなければ、そもそも読んでもらえません。
おさらいすると、
✅ ページ速度は検索順位に直結
✅ モバイル表示は“スマホユーザーの快適さ”が命
✅ 画像圧縮・プラグイン整理・テーマ選びが効果的
✅ Googleの診断ツールで現状を確認&改善
ブログは“記事を書くだけ”で終わりではありません。読まれてこそ、伝わってこそ意味があるものです。
ぜひ、あなたのブログも「見やすさ」と「速さ」を意識して改善していきましょう!
次回は「SEO内部リンクの正しい使い方と効果的な設計」についても解説予定です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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